京音会誌記事レビュー
こんにちは、二条せらふ(@seraph_2)です。pop'n musicとひなビタ♪が好きなかろうじて20代のおにいさんです。
時々まちがえられるのですが京音をつくったのは違う人です。
当時は学部6回生でしたが、紆余曲折あっていまは学部3回生です。
京都に住んですらいないので京音の行事に顔を出せるのはNFくらいになりました。
京音の会誌って?
2016年(創部3年目)に、「会誌をつくろう」ってことになりました。
各部員が好きなことを書いた記事をまとめ、学園祭(NF)で配布しました。
来場者に好評だったのかどうかわかりませんが、それ以降定着して、先月のNFで4冊目を数えるまでになりました。すごいね。
このたび「#KUOC局所難AdventCalendar2019」に参加するにあたって、
いままでの会誌記事を振り返ってみようと思い、筆をとってみた次第です。
ちょっと長くなっていますが、どうぞお付き合いくださいませ。
画像をクリックすると、該当記事を読むことができるようになっています。
2016年
最初の会誌です。記事数は6、表紙含めて25ページあります。
当時の代表(3代目)だったお尻ことOCRYくんが編集を務めました。
16-01. 京都・大阪ゲーセンマップ(執筆者:OCRY)
トップバッターは編集長が書いたゲーセン紹介です。
大阪(難波)と京都(京都駅・河原町)のゲーセンが地図とともに紹介されています。
弐寺の情報が中心で、料金設定や鍵盤の硬さなどをまとめてあります。
筐体設置情報にミュゼカとかビーストとかあって時代を感じますね。
16-02. 楽にスコアを狙える弐寺ソフラン必勝マニュアル(執筆者:たこす)
執筆者はストイックな研究でおなじみ、たこすパイセンです。
大会で勝つためにソフラン曲を研究しようという内容です。さすがパイセン。
皿チョンによるギアチェンジをどうやってスマートに行うのか、詳細に分析されています。さすがパイセン。
ちなみに彼はa-choの大会でFAXX灰を投げ、研究力の差で私をボッコボコにしました。さすがパイセン。
16-03. 譜面制作システムから推察するエフェクター同一人物説(執筆者:コンガリオン)
SDVXの譜面を作る人はいろいろな名義を使っていますが、同一人物の別名義を推測してしまおうという記事です。
執筆者は西日暮里さんコスで有名になってしまったコンガリオンくん。
2016年版の会誌でも随一の真面目な考察記事になっています。
真面目な考察記事なんだけど文体は軽妙で個人的に気に入っています。
16-04. 実践めう語講座(執筆者:二条せらふ)
めうめうの特徴的な話し方を習得するための2ページです。
今まで京音の会誌にたくさん寄稿してきましたが、
最初に書いたこれが最も反響が大きかったような気がします。
これ読んでみんなもめうめうになるめう。
16-05. 魔剤寄港(執筆者:うまかい)
今や老若男女に広く浸透した「魔剤」ことエナジードリンク。
日本で売られている魔剤から市場流通していない魔剤まで幅広く紹介しています。
2011年ごろ?からナイスナイスロックの文化があった京大には、魔剤好きもたくさんいるでしょう。
そんな人にこそ読んでほしい記事です。
16-06. 京音史(執筆者:二条せらふ、OCRY)
2014年3月の創部から記事執筆時点までの約2年半の歴史をまとめました。
なんやかんや黒歴史を抱えつつも、のらりくらりと活動してきたことを簡単に書きました。
いまやこんなでっかいサークルになるなんて当時は思ってもなかったですね。
そろそろ誰か京音史ver.2書いてくれてもいいのよ?
2017年
2年目の会誌です。記事数は8、表紙含めて55ページあります。
[E]表紙はべすてぃあくんが描き、編集長は会津くんが務めました。
17-01. 譜面がクソでなぜ楽しい(執筆者:副会長)
前年度の会誌全体に匹敵する23ページもの大長編です。
IIDXのいわゆる「クソ譜面」について、時代別の譜面傾向の変遷を追跡したり、プレイヤーが「クソだ」と感じる要因について分析したりしています。
さらには、譜面制作側の視点からクソ譜面が生み出される原因を考察しています。
質・量の両面から、間違いなく京音会誌における最高傑作と言えるでしょう。
17-02. IIDX☆12歌いますイージー難易度表(執筆者:screw)
「楽曲を歌い、相手にどの曲か理解させる」難易度表って前代未聞ではないでしょうか。
コンセプトはおふざけ枠なのですが、中身はしっかりしています。
難易度SやS+の楽曲は確かに「どこ歌うねん」ってものばかりですし
EやFの楽曲は複数人で斉唱してもたのしいと思います。
17-03. 非公式DPノススメ(執筆者:Sanga)
公式で想定されていない力技のダブルプレイのレビューです。
プレイしてみた感想をレーダーチャートでわかりやすく教えてくれます。
大抵の機種でゲームが成り立たないくらいの困難にぶつかっているのも笑えます。
(どうやってクロビ2筐体同時プレイなんか思いつくんだろ……)
17-04. 適正40以下でも楽しめるポップン無理押し入門(執筆者:二条せらふ)
腕2本では物理的に押すのが困難な無理押しについて、Lv40より低いものを紹介しています。
低難易度でも容赦なく押せない配置が降ってくるみんな仲良しのゲームです。
印刷する前提で画像をモノクロに変換してしまい、元のカラー版のデータはどこかへ旅立ってしまいましたとさ。
あーめう。
17-05. アイカツスターズ!☆5難易度表(執筆者:Watson)
データカードダス アイカツスターズ!の難易度表です。
判定がかなり厳しいこの機種で、ベリーグッド以上の判定を出し続ける難しさを整理しています。
楽曲ごとのコメントを読むと、子供向けゲームと侮ってはならないことが伝わってきます。
処理落ちと戦うゲームだそうです。
17-06. 音楽ゲームに関する考察あれこれ(執筆者:やまそう)
タイトルの通り、いくつかのテーマについての真面目な考察が書かれています。
「何故『次は理論値ですね!』にイラッとくるのか」
「『3ヶ月で本家皆伝から発狂皆伝』になれるか」
「音ゲーが上手くなるために僕が心がけていること」の3本です。
17-07. 誰も得しない岡山ゲーセン跡地探訪(執筆者:二条せらふ)
なんかノスタルジックな気分になることってありますよね。
そんな気分にまかせてバババッと書き上げました。
誰も得しないですが執筆者本人が感傷に浸れるという
それくらいの存在価値はあると思います。
17-08. このトリルがすごい! SDVXIV編(執筆者:会津)
編集後記の下にちょっとだけあります。
会津くんのコメントが面白いです。
彼は後に天下一音ゲ祭で優勝することになりますが、それくらいになると
トリル中に加速させるのに許可を出せるようになるそうです。
2018年
3年目の会誌です。記事数は5、表紙含めて22ページあります。
編集長はとぅーげんくんが務めました。
18-01. Arduinoを用いたBMSコントローラの製作(執筆者:Watson)
前年度はアイカツおにいさんだったWatsonくんが、こんどは電子工作に挑戦しています。
携帯性を重視した長辺10cmという小型コントローラの製作過程をまとめてあります。
私には書いてあることが理解できるだけの教養がないので難しいですが、
コントローラ製作をしてみたい人は先行事例として読むといいと思います。
18-02. バンめしドット絵(?)(執筆者:二条せらふ)
おふざけ枠です。後悔はしていない。
これを投下することで会誌寄稿の障壁は地中深くにまで下がったと思います。
なおバンめしは一切関係ありません。
10人を1ページに凝縮したので、めっちゃ暇なときに全部探してみてください。
18-03. イカラジオ2 ALL FRESH 難易度表(執筆者:みすげ~)
スプラトゥーンも音ゲーなので、当然会誌のネタになります。
イカラジオガチ勢の方々のために難易度表がまとめられました。
ちなみに部内で行われたクイズ大会に譜面クイズとして登場したこともあるので、
クイズガチ勢の方々も予習しておくことが求められます。
18-04. pop'n music 48-50 歌います難易度表(執筆者:二条せらふ)
ベタ移植という名の二番煎じです。オリジナルは前年度のscrewくん。
結構考えて格付けしたつもりだったのですが
公開後すぐに戦乱絵巻がBからS+に格上げされるという
ガバガバっぷりが露呈してしまいました。
18-05. Lv45 フルコン難易度表(執筆者:会津)
難易度表3連続のトリは4・5代目代表の会津くん。
45全フルコンした実体験をもとに格付けしています。
難易度表よりも後半の「おもしろ譜面集」が必見です。
個人的には「中世の拷問」がツボでした。
2019年
先月でた最新作です。記事数は8、表紙含めて48ページあります。
編集長は夜光虫くんでした。
19-01. 担当曲がいっぱいあるポップンキャラランキング(執筆者:二条せらふ)
ポップンミュージックという音ゲーキャラゲーがあります。
色々とデータ収集して眺めてたら面白そうなランキングができました。
脱稿直後にフロインがあったので現在は順位が大きく変わっています。
ちなみに1曲しか担当していないキャラクターは350以上います。
19-02. KEION MUSIC FOCUS(執筆者:うまかい)
魔剤以来3年振りのうまかいくんですね。
「京音民が選んだ名曲が会誌で分かるチャンス!!」とある通り、
部員に事前にアンケートを実施してまとめるという力作になっています。
とりあえず全部聴きましたがみんな選曲に個性が出ていると思いました。
19-03. キャラクターを表現するテーマ譜面制作法(執筆者:コンガリオン)
京音では毎年K-shoot maniaのパッケージを制作し、NFで公開しています。
そのプロジェクトの中心で奮闘してきたのがコンガリオンくんです。
印象に残る譜面とは何か?と彼なりに考え抜いた一つの答えが書いてあります。
今年も大ボリュームのパッケージが無事公開されました。お疲れ様でした。
19-04. サクッと紹介!シンクロニカのアーティスト(執筆者:夜光虫)
シンクロニカの墓標ともいえるこの記事。
社内外からたくさんのアーティストが楽曲提供し、錚々たる顔ぶれになっています。
読むだけでシンクロニカをプレイしたくなりますよね。
……あっ筐体がない……そうですか……
19-05. 音ゲー行脚を自転車でやる話(執筆者:千秋)
行脚についてのシリーズの一つを会誌に寄稿してくれました。
音ゲー要素はどこかへ行っちゃってますが、スポーツサイクルについての基礎知識がわかります。
私も京都から浜松まで自転車で行ったりしてましたが、そのときはママチャリだったので
スポーツ車の情報はとても参考になります。
19-06. そうだ、くらよし♪ 行こう。(執筆者:二条せらふ)
鳥取県の中央部に倉吉市というまちがあります。
そこに行くとしあわせになれるっていうお話です。
白壁土蔵群エリアの音声ガイドもあまりにも良いです。
なんだかんだで執筆後にさらに1回帰倉しました。
19-07. Go Bomber!!(執筆者:のわーる)
音ゲー要素がどこかへ行っちゃってる記事その2。
何でも自由に書けるのがこの会誌のいいところですよね。
ボンバーガールをプレイしたことはありませんが、
4コマ漫画は面白いと思います。
19-08. ハロー!ポップンミュージック WP(ダブルプレー)おすすめ譜面紹介(執筆者:夜光虫)
編集後記の下になんか書くのが通例となってゆきました。
夜光虫くんはたいへん真面目なポップンオタクなので、
不真面目ポップンオタクの私はたいへんうれしく思います。
ハロポプまで守備範囲とは恐れ入りました。
まとめ
いかがでしたか?
あらためて読み返してみるとおもしろいと思いませんか?
来年会誌に投稿してやるぜという部員が増えて、一層にぎやかになってくれるといいですね。
投稿してくれたみなさん、編集担当のみなさん、ありがとうございました。
来年もクソ記事を岡山から送りつけるので楽しみにしていてください。